令和3年3月
2021年3月27日(土)
「第一回「大和の会」発表会
高砂地区センター2階の和室で、地域の踊りの会の発表会が行われました。コロナ禍の中、久しぶりご案内を頂きましたので行ってきました。
観客は私を含め2人でしたが、踊り手の皆さんは緊張されながらも、日頃の成果を発揮され生き生きと踊られていました。
ほとんどの方が前期高齢者以上ですが、日頃からの前向きな生き方がうかがえる「大和の会」の皆さんでした。大変に勉強になり、パワーを頂いて帰りました。
衣装も素晴らしく、日頃から高齢者施設に慰問活動をされているそうです。今回は、コロナ禍ですが、今は、慰問活動も中止ですから、だからこそ日頃の成果を発表されたそうです。
2021年3月26日(金)
「かつしか文学散歩」発行
今日は嬉しいご報告です。
私は、柴又はさまざまな文学作品の舞台にもなっていることに注目をしていましたので、平成28年決算特別委員会で、質問させて頂きました。
今回、本区ゆかりの文学作品をテーマに観光パンフレットを制作していただきました。素晴らしい内容で、職員の皆様のご努力に感謝でいっぱいです。
私もこの冊子にある、ゆかりの地を巡ってまいります。
このような冊子が東部・西部に分けて完成しました。
以下、議事録より抜粋
○ 《決算審査特別委員会》
▶︎平成28年決算審査特別委員会第1分科会(10月 3日)
・ 柴又の魅力の発信
○(向江すみえ委員)
本年の6月3日の東京新聞に、このかつしか文学賞の特集の記事が組まれました。その中に、人情味あふれる街葛飾は、歴史、豊かな自然、そして古くは万葉集にも読まれ、さまざまな文学作品の舞台にもなっているとありました。さらに、記事では、葛飾区はさまざまな文学作品の舞台となっていることと、特に映画「男はつらいよ」の舞台、柴又は多くの文学作品の舞台となっているということに注目をしておりました。この記事につきましてはご存じだと思いますが、注目されているという点についてどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。
○(文化国際課長) ただいまお話にありました、葛飾柴又が古典文学の例えば和歌の題材になっている、また多くの文学作品の舞台となっていたり、またさまざまな文豪と呼ばれる方たちに愛された街だということは理解してございます。また、お話にありました東京新聞の記事、特集記事でもございますが、こちらもこの文学賞の関係がございまして、私ども文化国際課と指定管理者が働きかけを行いまして掲載された記事でございます。
○(向江すみえ委員)
以前、柴又のボランティアガイドの語り隊の方から、文学界という雑誌には有名な作家の方々が小説の中に柴又について書かれており、柴又はすばらしい地域ですよと誇らしく話してくれました。調べてみますと、文学界という雑誌に柴又と文
学の特集号が組まれておりました。柴又は多くの文学作品の中にも登場し、幸田露伴、夏目漱石、谷崎潤一郎、井上ひさしの作品など、そのほかにも多くの文学作品に柴又、江戸川が登場しています。また、吉川英治は柴又に住まいを構えておられ執筆活動をされていまして、参道の入り口の船橋屋の看板の文字は吉川英治の書であるともいわれております。
私は、こうした多くの作家が柴又をその作品の中で描いていることを改めて紹介することで柴又の新たな魅力がクローズアップされるのではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○(文化国際課長)
葛飾区内では、この柴又ももちろんなのですけれども、さまざまな地域でそれぞれすばらしい芸術家を輩出しております。また、作品の題材ともなっております。もちろん柴又についても当然そのとおりでございまして、江戸川を流れる景観は多くの方に愛されていたというふうに認識しております。ここの部分を取り上げるということは、柴又の魅力として再認識、そして区の魅力の増というものにつながるものというふうに考えてございます。
○(向江すみえ委員)
先日の文教委員会で、柴又地域の重要文化的景観の選定についての庶務報告がございました。私は、該当のエリアの方が建物の高さや看板等に規制をかけられることばかりにイメージが行くのではなく、それ以上に柴又の街の魅力や柴又に住んでいる誇りを皆さんの共通意識に持てるようにしていただきたいと要望させていただきました。
今、柴又は文化的景観の指定に向けて準備をしていますが、柴又は日本人にとって懐かしい風景、この街並みと文学をマッチングさせ、文化薫る柴又というようなイメージで地元の方々とも一緒になって新しい認識を高めることになると思います。ぜひ柴又と文学を積極的にPRしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○(文化国際課長)
先ほど申し上げたとおり、文豪に愛された街でございます。その景色というのは、日本人が懐かしむ風景というものが残されているというふうに考えてございます。もちろん、そこをPRしていくということは大変重要だというふうに考えております。
こういうふうな情報発信につきましては、私ども文化国際課と、またさまざまな関係する所管課がございます。例えば広報課であったり観光課であったり、そういうふうなさまざまな課と横の連携をしながら情報発信を積極的に行って、区内外にアピールしていくよう検討してまいりたいと考えております。
○(向江すみえ委員)
ありがとうございました。
いよいよ山本亭の耐震補強工事も終わり、再オープンも予定されております。例えば この山本亭で柴又を舞台にした文学作品を展示すれば、訪れる方に新たな柴又の魅力を発 信できるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○(文化国際課長)
お話のとおりだというふうに考えてございます。しかしながら、山 本亭の管理等につきましては観光課の部分でもございます。私どもと観光課と協議・検討 しながら進めていきたいと、検討してまいりたいというふうに考えております。
○(向江すみえ委員)
昨年11月より、市川市と葛飾区の文化交流事業として、先ほども お話がありましたが、「山田洋次・井上ひさし展」が市川市の文学ミュージアムで企画を されましたので、私も行ってまいりました。市川市も、永井荷風や井上ひさし、水木洋 子、東山魁夷と多くの作品や文化人が活躍した地域でございます。市川市では、街かどミ ュージアム都市づくりを進めており、文学ミュージアム、東山魁夷記念館、水木洋子邸、 芳澤ガーデンギャラリー等、歴史に残る拠点を市民に開放し、身近なところで芸術・文化 に親しんでいただくための市川市街かどガーデンミュージアム事業を進めております。ぜ ひ葛飾区も、文化薫る葛飾としてこのような視点の事業も今後はお考えいただけると一層 葛飾の魅力が創出されるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○(文化国際課長)
お話にございました市川市の文学ミュージアムで行われました「山 田洋次・井上ひさし展」は、市川市と本区が文化振興、観光分野で連携を進めるために行 った事業でございます。私どもも若干協力をさせていただいたところでございます。
また、さまざまな市川市ではギャラリー等ございますが、葛飾区では区施設を丸ごと美術館にということで、区の施設を有効活用しまして区民の皆様に身近な地域で葛飾ゆかりの芸術家の作品を楽しめるように、美術品の展示、また活動している人たちにその展示
する場所を提供するということで壁面貸し等のことを行っております。
文学・芸術の発信につきましては、文化薫る葛飾のイメージを向上させるという点、非常に効果が高いというふうに考えております。また、それを進めることで観光振興に通じる部分もあるのかなというふうに思っております。
繰り返しになってしまいますが、関係している所管課、私ども文化国際課、そして観光課、広報課等の各所管と連携しながら、さまざまな情報発信等について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
○(向江すみえ委員)
ありがとうございました。今後より多くの方が葛飾に来ていただくためにも、ぜひ、文化薫る柴又、そして柴又と文学を積極的にPRしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
以上です。
以下、山本邸で、入り口に展示コーナーを作って頂きました。
当時のホームページから添付
柴又は、幸田露伴・夏目漱石・谷崎潤一郎・井上ひさしの作品など、多くの文学作品の中に登場しています。また、吉川英治は柴又に居を構え、執筆活動を行い、参道の船橋屋の看板の文字は吉川英治の書であると言われています。こうした多くの作家が柴又をその作品の中で描いていることを改めて紹介することで、柴又の新たな魅力がクローズアップされるのではないかと思いました。そこで、文化薫る葛飾区として、柴又と文学を繋ぎ、積極的にPRしていくことを要望しました。そしてこの度、山本亭の入り口に柴又が舞台の文学作品を展示されることになりました。
向江すみえは、これからも葛飾の魅力を発信してまいります!
2021年3月12日(金)
東日本大震災から10年
3・11、十年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波により、2万人を超す方が亡くなり、行方不明となりました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、いまだ避難生活を余儀なくされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。
巨大地震の発災時刻、私は議会中でした。立っていられないほどの揺れの後、テレビから流れた映像は、いまだに目にしたことのない光景でした。今なお、脳裏から離れる事はありません。
今朝は、東日本大震災の復興支援応援歌「花は咲く」が朝から映像と共に流れていました。
今なお様々な困難を背負いながらも、その苦難を乗り越えようとたゆみない努力を続けている皆様に、安らかな日々が一日も早く戻られることをお祈り致します。

予算審査特別委員会
今回は、第3分科会・第4分科会に入り、これまで皆様から頂いたご意見ご要望を踏まえ、質問させて頂きました。